ケース会議はどのように行っていますか?

勉強会(支援者向けコンテンツ)

福祉事業所におけるケース会議
結論から申し上げて、井戸端会議になっているケースが多くあります。

特に典型的なのは、
書記を設けずに進めているケース会議を指します。

ここでいう書記というのは、議事録を取っている方のことを言っているのではありません。

会議スペースに置いてある、ホワイトボード等で、
会議参加者から出る言葉を記載し、
それらの事柄について、

ゴール→現状→原因→打ち手検討→具体的なプラン→担当→期間

これらをまとめ、全体共有できているか?
という点にあります。

施設内で、この役割を担うのは、
施設代表者、または管理者(もしくはこれらの役職からファシリテーターの教育を受けた者)になります。

なぜこのようなやり方が必要なのか?

往々にして、ケース会議が立ち話となってしまい、
業界の経験が長い職員の武勇伝や過去話を聞く場になってしまうからです。

人間の思考は、1秒間にいくつものひらめきが走り、
瞬時に消えてしまいます。

必ず、文字におこし、職員それぞれが個人の意見を振り返ることができる環境の中でケース会議を行いましょう。

これから就労支援事業所を立ち上げて、
より良い、儲かる施設作りを行いたいと考える経営者の方がいらっしゃったら、

「ブレインストーミング」

のやり方を十分に調べて、週次のルーティン会議を進めていきましょう。
この工程を飛ばしてしまうと、施設に雇用した必要人員の中で、個性の強い職員が1人でもいたら、施設が崩壊し、1500万〜2000万の投資が全て水の泡になります。

注意してください。
何かご質問があれば、いつでも問い合わせからご連絡ください。
必要に応じて、訪問相談も実施します。

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