【研修】就労支援事業所の職員向け研修「発達障害者に対して実施するコミュニケーショントレーニング」

職員向け研修

【研修】就労支援事業所の職員向け「発達障害者に対して実施するコミュニケーショントレーニング」

 こんにちは!就労支援事業運営.com、管理人のまつやんです。国内で、就労支援事業所の開業・経営支援を行っています。近年、障害者総合支援法の制度変更の傾向により、職員の資質向上や事業所としての福祉貢献度が事業所評価に直結するようになりました。「研修」シリーズでは、障害者と接する支援者が知っておく必要がある障害者に関する知識を発信していきます。

 今回ご紹介するのは、発達障害者に対して実施するコミュニケーショントレーニングについてです。コミュニーケーションは発達障害者にとっては苦手な取り組みの一つです。なぜなら、相手との円滑なコミュニケーションには、言葉意外の情報を捉える必要があり、かなり臨機応変な取り組みが求められるからです。訓練の段階では、コミュニケーションを円滑に進めるためのポイントを理解することを徹底しましょう。

訓練を進める前の前提

 トレーニングの目的は、「できない」ことを「できる」に変化させることにあります。この変化には以下の2種類あります。
※考え方をまとめた造語であることをご理解ください

●機能的成長

脳の構造には変化がなくルールを知ることで「方法論」を変えることによる遂行が可能になる。

●器質的成長

脳に新しい刺激として加わることでできるようになる。

 大人の発達障害者が主に実現するのは、前者の機能的な成長です。円滑に作業を遂行するためのポイントに気がつくことで、新しい方法論を身に付けます。

コミュニーケーション訓練の進め方

 機能的な成長を実現するために、訓練の進め方にも以下のようなポイントあります。

  • 動作を円滑に遂行するためのチェックポイントを本人と共有する
  • 各工程で考えうる分岐を共有する
  • 想定外の対応が発生する可能性を伝えた上でその場合の説明方法を共有する

 発達障害者の特徴として、言語化されていないことや想定外の事態に対して混乱をきたすことなどがあります。練習の段階では、コミュニケーション時のチェックポイントを共有することで、円滑に進めるための仕組みを理解してもらいます。ある程度仕組みを理解することができれば、わずかに臨機応変な対応が求められる場面でも、大きな混乱をきたすことを防ぐことができるかもしれません。

 チェックポイントを説明した後は、コミュニケーションを進める上でのフローチャートを作成しましょう。フローチャートにより、どの場面でどのような回答が想定されるのか理解することができます。全体の流れをイメージすることができれば、発達障害者特有の「想定外のことに対して混乱する」という点を防ぐことができます。

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[参考]Google検索:フローチャートとは

 もちろん、全てがフローチャートのようになるわけではありません。時には、想定外の対応を求められるケースがあります。大切なことは「想定外のこともある」という前提をしっかりと伝えることにあります。また、想定外の事態ではどのような対応が望ましいのか(例:他者に相談するなど)、対応方法を共有する必要があります。

コミュニーケーションルールのポイント

 発達障害者に対して、どのようなコミュニケーションルールを提示すればよいのでしょうか。まずは、会話の基本となる、以下の6つのポイントを共有します。

  • 視線をあわせること
  • 全身を活用して表現すること
  • 全身を相手に向けること
  • 表情を明るくすること
  • はっきりした大きな声で話すこと
  • 論点となっていることを優先につたえること

 コミュニケーションの基本ルールとして、上記の6つのポイントを共有しましょう。ポイントを伝えた次のステップとして、コミュニケーションの進め方で重要となる「冒頭」「話し始め・内容」「話し終わり」の3つの段階について、ポイントを整理します。

●冒頭

  • 相手の様子を伺う
  • あいさつの仕方
  • 相手との距離感
  • 姿勢

●話し始め・内容

  • 相手への配慮
  • 時間の確認
  • 要件の提示
  • メモのとり方(5W1H)
  • 質問の確認
  • 予想外の場合

●話し終わり

  • メモの確認
  • アクションの確認
  • 質問の時間をいただいたことに対するお礼

 上記は一例です。コミュニケーションのポイントを明確に打ち出し、発達障害者本人と共有することが大切です。言語化されることで、記載内容を忠実に遂行するなど、発達障害者の強みを活かすことができるかもしれません。

まとめ

 発達障害者に対して就労準備訓練を提供する場面では、ご本人の強みを活かし、弱みは環境設定など前提条件を工夫することで正確な遂行につながる場合があります。就労支援事業所では、ご本人が他の障害者との関わりを踏まえて、コミュニケーションの様子を客観的に評価することができます。上手く実施できないことに対しては、構造を変化させた上で遂行状況の変化をチェックすることがポイントになります。普段の訓練に生きる情報になりますと幸いです。

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